
指の腱鞘炎であるばね指は、指の腱鞘に炎症が起きて指の曲げ伸ばしがスムーズに行かなくなってしまう状態のことを言います。
バネと聞くとぐるぐるとねじれていて、力を加えると勢い良く飛び出すイメージがあるかと思います。ばね指というのも指がバネのような動きをする症状があることから、このように名付けられています。
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指を伸ばそうとするときに腱が腱鞘を上手く通ることが出来ず、無理やり伸ばそうとすると抑えられていた腱が一気に腱鞘を通過するので、バネのような動きで指が伸びます。反対に曲げるときにも急にがくっと曲がってしまうこともあります。ほとんどの場合伸ばすときに痛みが発生します。炎症が起きているので、腫れたり痺れたり熱を帯びていることがあります。
最も多いのが右手親指で、五指の中でも一番重要な動きで酷使することと、日本人は右利きが多いということからです。また手首の腱鞘炎と同じく中年の女性に多く、妊娠中や産後の方にもよく見られます。
指は普段からよく使うため、何か障害があっても気付きにくい場所ではあります。些細な症状でも早めに気付いて治療すれば、慢性化することなく早期に回復できるので、日頃から注意が必要となります。
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