
腱鞘炎は一度慢性化すると、完全な根治治療は難しい病気です。一番治療は腱鞘炎にならないことです。要するに予防が最重要ということですね。
腱鞘炎の予防は、単純にその原因となる指や手首の酷使をやめればいいわけですが、そんな簡単に日常生活を変えられるわけもなく、やはりその中でも発症しないようにケアをしていくことが大事になってきます。
sponsored link
指や手首をよく使ったあとは、なるべくストレッチをして筋肉の緊張を解いてあげましょう。よく曲げ伸ばしをしてほぐしておけば、腱の負担も減り炎症が起きにくくなります。
さらに、少し熱を感じたりしてすでに炎症を起こしている可能性がある場合は、しっかり冷やして炎症を抑えてから上記のようにストレッチをしましょう。
そして痛みを感じている場合は、それ以上の無理はせず安静にしましょう。痛みをおして酷使することはそれだけ腱鞘の寿命を縮めてしまっています。しっかりと手を休ませましょう。
また精神的ストレスなどからホルモンバランスの変化が、腱鞘炎の原因となっている場合もあります。ストレスは免疫力の低下などを引き起こし、その後どのような病気にも進展していく健康の天敵とも言われる存在です。ストレスを感じないようにすることは無理でも、ストレスを貯めないよう日頃から発散する方法を持つようにしましょう。
腱鞘炎を予防することと腱鞘炎発症後のケアやリハビリは、ほとんど等しい存在であると言えます。ほとんどの方が腱鞘炎を起こした後からケアを始めることになりますが、理想は発症前に予防しておくことです。腱鞘炎を起こした手首のケアの方法はそのまま予防に繋がることなので、手首を使うことの多い方は予防としてケアを怠らないようにしましょう。
sponsored link
このページを見た方は次のページもよく閲覧されています。次のページでは、手首を固定するテーピングやサポーターについて詳しく説明しています。
⇒ テーピングやサポーター
⇒ TOPページへ戻る